晩年の主人は、家でのんびり、ゆったりと過ごすのが好きだったようです。まさに晴耕雨読という感じで、お花の世話などをして穏やかに暮らしていましたね。
それから、月に一度くらいのペースで旅行に出かけて。旅先はもっぱら国内の観光地です。若い頃に仕事の関係で海外ばかり旅していたので、その反動なのか、定年後は国内に興味が向いていました。夫婦でツアーに参加して、他の参加者のみなさんとの交流も楽しみながら、さまざまな地域へ行きましたよ。素晴らしい景色や食事に感動したり、新米のガイドさんが奮闘する様子をハラハラしながら見守ったり……(笑)。思い出がたくさんあります。
そんな主人の死因は、胃がんです。発覚してから1年10ヶ月で亡くなり、最後の5ヶ月は病院を変えながら入院生活を送っていました。できることなら自宅で過ごさせてあげたかったのですが、たんが絡むようになり、その処置が病院でないとできなくて……。車イスでも生活できるようにと家具を捨てるなどして環境を整えていましたが、残念ながら帰宅は叶いませんでしたね。
入院中は、コロナの影響で直接会うことはできませんでした。ただ、月に1-2回、一回あたり10分間のリモート面会ができて。子どもや孫たちと一緒に、顔を見られるのを楽しみにしていたんです。でも、だんだんと体力が低下して10分間話すことが難しくなり、亡くなる前は5分ほどで終えるように。それでも、息を引き取るそのときには私も遠方に住んでいる子どもたちも間に合って、主人は家族に囲まれて逝くことができましたよ。
主人の病気がわかってから、葬儀のことを少しずつ考えていました。いくつか候補がありましたが、規模が大きくて名の知れたアルファクラブなら、段取りよく進められる確かなノウハウをもっているだろうと期待して、第一候補にしていたんです。加えて、入院先の病院からアルファクラブのパンフレットをいただいたこともあり、予定どおりお願いすることにしました。
実際に依頼してみると、スタッフの方々はみんな経験が豊富なようで、一貫してスムーズに進めてくれましたよ。「彼らにお任せしておけば安心」という印象で、おかげでお別れに集中できました。
コロナ禍で家族葬を選んだこともあり、昔ながらの大規模なお葬式と比べると華やかではなかったかもしれないけれど、制限が多いなかでもきちんと見送れたと感じています。
アルファクラブのサービスで特に感心したのは、事前打ち合わせでの対応力です。喪主の経験がない私は“基準”がわからず、棺ひとつ決めるにも悩んでしまって……。そんなとき、スタッフの方は高いものを勧めるでもなく、私たち家族が相談する様子をよく見て、要望に合いそうなものを提案してくれました。家族の会話を観察してベストな提案をするのはなかなか難しいことでしょうから、「さすが」と思いましたね。
また、金額が明瞭だったのもよかったです。葬儀はどうしてもバタバタした中で行われるもので、終わってみて「こんなにお金がかかっていたのか」と驚くケースも少なくないはず。でも、今回の葬儀ではそんなことはありませんでした。打ち合わせの際、すべての選択肢についてサービスの内容だけでなく金額もきちんと説明してくれて、納得感があったんです。こういうところも、信頼につながったのだろうと思いますね。
新所沢葬斎センター
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