私の兄は、女性用のスカーフやハンカチなどの絹製品を染める「捺染(なっせん)」の仕事をずっとしていたんです。いわゆる職人のような仕事で、60歳を超える頃まで捺染一筋で勤め上げた人でした。
私がまだ16~17歳だったとき、4年ほど一緒に捺染の仕事をしていた時期があって。当時、兄は現場のリーダーのような役割を担っていました。捺染職人は、ハサミを使わずに絹の反物を指でパッと切るんですよ。兄も、たった2本の指で驚くほどまっすぐに反物を切っていて……かっこよかったですね。
私が20代になった頃からは兄と離れて暮らしていましたが、職人として黙々と仕事に取り組むその姿は、今でもなお強く印象に残っています。
そんな兄は、2021年の1月頃から体の痛みを訴えるようになりました。そのときはあまり詳しく話しませんでしたが、1年くらい帯状疱疹を放っておいたようで……。それが直接の原因かは不明ですが、そこから少しずつ体調が悪くなっていったようです。腎臓や肝臓などあちこちに不調が出たり、食べ物を飲み込む嚥下機能が落ちてしまったりで、最終的に全身状態が悪化していきました。
そうやって入退院をくり返すうちに徐々に体力も奪われていったので、老人ホームへの入居を選択することに。しかし、それから一週間も経たないうちに状態が悪化して再び緊急入院。そのまま病院で息を引き取りました。本当にあっという間の最期でしたね。
体調が悪くなり始めてからわずか1年弱で亡くなったこともあり、葬儀に関しては何も準備をしていませんでした。しかし、10代の頃には共に働いた私が喪主を務めることになったのも何かの縁だと思い、しっかり見送りたいと考えていて。そんなときに、病院から勧められ、葬儀をお願いすることになったのがアルファクラブだったんです。
私は仕事の関係上、これまでさまざまな葬儀社と関わる機会がありました。だからこそ、アルファクラブの丁寧で礼節のある対応の素晴らしさには驚きましたね。葬儀は、事務作業のように決められたことをただこなすだけでも進行できると思うんです。でも、アルファクラブのスタッフはどんな場面でも真摯に対応し、ひとつひとつ丁寧に説明しながら進めてくれました。例えば、火葬の時間を指定する際も、なぜその時間になるのかという理由を丁寧に教えてくれましたよ。
理由がきちんとわかるから、納得し、安心してすべてをお任せすることができました。決して流れ作業ではない、思いやりある対応に感謝しています。
今回の葬儀をとおして実感したのが、対応してくれる“人”が満足度や安心感の決め手になる、ということです。葬儀に関して知識や経験がなかったとしても、相手がこちらに寄り添ってくれているのか、それとも事務作業的に仕事をしているのかは感じとれてしまいます。
アルファクラブは、対応してくれたすべての“人”が本当に素晴らしかった。社員教育が行き届いており、誰もが死者に対する礼をもって対応してくれました。“相手の立場に立つ”という言葉はよく耳にしますが、それを真摯に実践し、向き合ってくれたプロの対応に大満足です。
家族が少なくなってきた今の時代、自身や家族の最期について周囲になかなか相談できない方や、もしものときに頼る相手がいない方も出てくると思います。そんなとき、アルファクラブのように心に寄り添った温かい対応をしてくれる葬儀社があるのは、非常に心強いことだと感じますね。
熊谷葬斎センター
信頼と実績で
さがみ典礼は60周年
さがみ典礼は多くのお客様に
ご支持いただき60年を超える歴史を
積み重ねることができました。
お客様の身近にある葬儀社として、
大切な方とのお別れを心を込めて
お手伝いしてまいりました。
これからもお客様に寄り添い、
低価格でも心に残る高品質な
ご葬儀を提供してまいります。
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