母は明るく朗らかな性格で、近所付き合いもよく、たくさんの方々から慕われていました。どちらかというとアクティブなタイプで、趣味のひとつは旅行。家族でもいろいろな場所に出かけましたよ。中でも思い出深いのは、両親と私、家族3人で出かけた中国旅行です。現地の料理はどれも油が強くて、全員ずっと胃の調子が悪かった(笑)。でも、史跡などさまざまな観光名所を見て回って、一緒に感動して、とてもいい思い出になりました。
ただ、年齢を重ねるにつれて遠くへ出かけるのが難しくなって。新型コロナが流行しはじめる少し前に熱海を旅行したのが最後の遠出となりました。
母は晩年、心臓と腎臓を悪くし、最後はひとりで歩くのも難しい体になってしまいました。体力が低下し、リハビリもなかなかできないような状態でしたね。
そんな母の死因は、心不全。実は亡くなる少し前に退院できることになって、本人も家族もその日を待ちわびていたんですが、急に容態が悪くなって帰宅できぬまま逝去しました。
私が訃報を聞いたのは、退院に備えて母の好きな食べ物を調達していたときです。元気だった頃のようには食べられないとわかっていても、喜ぶ顔を見たくて、用意せずにはいられず……。それだけ楽しみにしていた中で悲しい知らせを受け、愕然としました。
葬儀については、母から生前に希望を伝えられていたので、基本的にはそのとおりに行いました。母が自分で選び、互助会にも入っていたのがアルファクラブだったんです。私自身は葬儀前にアルファクラブについて詳しく知っていたわけではありませんでしたが、結果的にはとてもクオリティーの高いサービスを受けられましたよ。
例えば、感染対策のために別室を開放して、密にならないようしてくれました。コロナ禍の葬儀ということで不安でしたが、30名ほどの弔問客がいてもきちんとソーシャルディスタンスを保てる環境でホッとしましたね。
それから、エンバーミングもよかった。まるで息をして眠っているような、今にも目を覚ましそうな、そんな表情にしてくれて。家族みんなで「生きているんじゃないか」と話していたくらいですよ。
葬儀の形式は、これも母の希望で無宗教式でした。コロナ禍で理想どおりとはいきませんでしたが、「誰にでも気軽に来てほしい」というコンセプトの式にしたいという希望だったんです。無宗教式は、母の顔をゆっくりと見て静かにお別れができてとてもよかったですよ。何より、母の希望をしっかり叶えられて安心しましたね。
今回の母の葬儀を経て、生前に死後について考えておくこと、できればきちんと遺言状を残すことが大切だと感じました。どんな葬儀にしたいか、相続はどうするか……元気なうちに、できれば家族みんなで話し合っておけるといいと思います。そうすれば、きっと家族の誰もが安心してお別れのときを迎えられますからね。
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