安心感と納得感のあるサービス私の葬儀でも家族を支えてほしい

妻は何でもできてしまうとてもよくできた女性。愛情に溢れた人でした。

妻は、私にはもったいないくらいよくできた女性でした。魅力を挙げればキリがありませんが、例えば誰とでもすぐに仲良くなれるんです。社交的な性格で人と話すのが大好きでしたから、すぐに相手の懐に入り込んでしまう。昔インドで仕事をしていた関係で英語も堪能だったので、海外の旅行先でも気づいたら現地の人と話が盛り上がっていたくらいです。
それから、運動神経もよかったですね。年齢を重ねてからも太極拳や登山を楽しんでいました。特に登山は地域の同好会に所属しており、2,000メートル級の山にも登ってしまうんですよ。
また、“妻”や“母”の役割もしっかり果たしてくれました。家事はもちろん、子煩悩でふたりの息子たちの教育もしっかりとやってくれて、家のことはすべて安心して任せられましたね。いつでも妻が家族をまとめ、支えてくれていました。晩年、余命が長くないことがわかってからも、残される私が生活できるように料理や洗濯などを教えてくれて……。最後まで家族のことを想ってくれていました。

どう見ても健康な妻が、肺腺がんのステージ4。最期の数ヶ月は片時も離れずに過ごしました。

そんな妻の死因は、肺腺がんです。2年前に健康診断を受けた際に発見され、見つかった段階ですでにステージ4、脳への転移も認められる状態でした。本人に自覚症状はまったくなく、側から見てもとても元気でしたから、最初は結果を信じられなかったですね。
不幸中の幸いで、妻は排泄や入浴は自分でできたので、亡くなるまでの時間の多くを自宅で過ごせて。私は昨年3月に仕事を辞め、そこからお別れまでの約5ヶ月間、自宅でずっと妻とふたりで生活しました。「容体が急変するのでは」といった不安は常につきまといましたが、それでもとてもいい時間だったと感じています。
妻が最期の時間を自宅で過ごせたのは、息子たちの支えがあったのも大きな理由です。次男は東京の町田市から毎週車でやって来て妻を病院に連れて行ってくれましたし、長男は「母さんがなるべく楽に暮らせるように」と自宅のキッチンやトイレを改修してくれました。きっと家族全員が「これまで支えてもらった分、今度はみんなで支えてあげよう」という気持ちだったと思います。

細やかなコミュニケーションに納得のいく会計。安心感のあるサービスだったと感じています。

アルファクラブのサービスには、私も息子たちも大変満足しています。いくつか具体的なポイントを挙げるならば、まずは妻の人柄や生前の様子を文章にまとめた冊子がとても気に入りました。私の話を丁寧に聞いてつくってくれて、妻のことがよく伝わる仕上がりになっていましたね。
それから、スタッフの対応が非常に細やかだったのもよかったです。打ち合わせでは流れに沿って細部までわかりやすく説明してくれましたし、提示された資料もよくできていましたよ。家に帰ってからも、何かとこまめに連絡を入れてくれて、安心感がありました。
あとは、費用が明朗だった点も評価しています。何にいくらかかるのか、それは絶対に必要なものなのか、きちんと教えてくれました。一見すると当たり前のことのように思えますが、冠婚葬祭の業界に対してそういうイメージがなかったので驚きましたね。

アルファクラブの互助会に入っていたから無事に葬儀を終えられたと思っています。

今回、喪主として葬儀を終えて実感したのは、あらかじめ準備をしていてよかったということです。妻はとても段取りがいい人でしたから、アルファクラブの互助会にはずっと前から入っていましたし、昨年7月には自らお墓も用意していました。そうした準備の必要性は頭ではわかっているつもりでしたが、いざ別れのときを迎えて、「もし何も決まっていなかったらと思うと恐ろしい」と心から思いましたね。大切な人を失ったとき、人は想像以上に頭が働かなくなるものです。
そして、選んだ葬儀社がアルファクラブで本当によかった。不安を抱えながらでも無事に立派な葬儀をできたのは、アルファクラブのスタッフの方々のサポート力が高かったからだと思っています。いつか私が旅立つときは、ぜひアルファクラブに息子たちを支えてほしいと思っています。