母をひとことで表すなら、“派手”。彫りの深い顔立ちにウェーブのかかった髪が華やかで、いつも人目をひく女性でした。特に母が若い頃、つまり戦後の日本にはあまりいないようなタイプだったので、かなり目立ったと思いますね。また生き方も派手なタイプで、年齢を重ねてからもそれは変わらず、体を悪くするまでは楽しく暮らしている様子でした。夫、私の父を早くに亡くしてからはしばらく一人暮らしでしたが、近所のスーパー銭湯で働きながら人生を謳歌していたようです。
そんな母も60歳を過ぎ、私たち家族と一緒に住むことに。実はその4〜5年後に私の妻ががんになり、約1年半の闘病の末に逝去してしまって……それからは孫たちを母親の代わりによくみてくれました。妻を亡くしてからは私にとって唯一の頼れる存在でしたから、とても感謝しています。
一方で、母は私たちと一緒に住みはじめた頃から病気に悩まされてきました。まず、私の妻が亡くなって半年ほど経った頃に結核を発症し、半年ほど隔離病棟に入院。そのときの検査で糖尿病が発覚し、投薬治療をスタートしました。さらに、3年前には口腔がんが発覚。11時間ほどの大手術を受け、がんは取り除けたものの、体への負担が大きかったのか術後はどんどん弱ってしまいました。食べ物を飲み込むことが困難になり、痩せてしまったことも大きかったのでしょう。
その後、骨粗鬆症で3ヶ月入院したのですが、その間にせん妄を発症し、まるで別人のようになってしまいました。その影響で、寝たきりにもかかわらず施設への入所も難しく、自宅で私と息子とで介護することに。しかし、やはり体は弱っていくばかりで、誤嚥性肺炎になってまた入院。それから一週間後に病院で亡くなりました。「最期は家に帰りたい」と話していたのですが、叶わなかったのが残念ですね。
今回アルファクラブに葬儀をお願いしたのは、私が知り合いの紹介で以前から互助会に入っていたことが理由です。母が息を引き取ったのは夜中だったのですが、電話をかけたらすぐに駆けつけてくれてホッとしましたね。また、スタッフの方々の対応が一貫して素晴らしくて。まるで高級ホテルのホテルマンのような雰囲気で、しっかり教育をされているんだなと思いました。認知度が高い大きな葬儀社だったので、もともと信頼感はありましたが、実際にサービスを利用して「さすが」のひとことです。
ただ、こぢんまりとした家族葬でいいと考えていた身からすると、「もうちょっとシンプルでもいいな」と思う点があったのは正直な感想です。格式ある葬儀を得意としてきた会社だとは理解していますが、今後は素晴らしい対応力はそのままに、規模の小さな葬儀のニーズにもっと寄り添ってくれたらさらにうれしいですね。期待しています。
家族を見送った身として読者の方々に伝えたいのは、幸せな時間は永遠ではない、家族と過ごせる時間は想像よりずっと短いということです。きっと、“残された家族が後悔しない死”はなかなかないもの。「あのときもっとこうしてあげれば」「ほかにも治療の選択肢があったんじゃないか」など、できる限りのことをやっても、どうしても悔いは残るものです。でも、だからこそ少しでも悔いが減るように、できるだけ一緒にいてあげてほしいですね。
それから、元気なうちにきちんと時間をつくり、葬儀の内容や費用について話し合ってほしいとも思います。そのなかで、立派な葬儀で丁寧に見送りたい、もしくは手厚いサポートを受けたいという希望がある方には、特にアルファクラブはおすすめですよ。
川越市民聖苑やすらぎのさと
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