気持ちを汲んだサポートのおかげで事務的ではない葬儀ができた

母はいつもたくさんの友人に囲まれ、賑やかで楽しい毎日を送っていました。

母は明るくアクティブな性格で、友人たちと集まって賑やかに過ごすのが好きでした。ご近所には、仲よしのお茶飲み友達がたくさん。また、踊りが趣味で町内の盆踊り会にも所属していましたから、趣味の仲間も多かったですね。地域のさまざまなイベントに呼ばれては、仲間たちと意気揚々と踊りに出かけていました。
そうやって毎日楽しく暮らし、また適度に運動もしていましたから、体は健康そのものでしたよ。長らく病気ひとつしない生活を送っていました。

最期は自宅で、父や私たち夫婦に見守られながら静かに息を引き取りました。

そんな母の体に変化が見られはじめたのは、指にがんが見つかってからでしょうか。命に別状はない病気でしたが、これまですこぶる健康だっただけに、“自分も病気にかかるのか”と落ち込んでいました。
それからしばらく経って、今度は腰を圧迫骨折してしまい、歩けなくなってしまって。この頃に一気に老け込んでしまったように思います。しかも、その入院の際に全身を検査したところ、肺の半分がうまく機能していないことが発覚したんです。本人に自覚症状はありませんでしたが、以前から悪かったようです。
そして、死因は誤嚥性肺炎でした。この頃にはさすがに息苦しそうにしていましたね……。でも腰が治った後は自宅で過ごすことができて、最期の瞬間も父と私たち夫婦がそばにいましたから、寂しくはなかったのではないかと思います。ひどく苦しむことはなく、静かに息を引き取りました。

サービス全般に大満足。特にエンバーミングは提案してもらえてよかったです。

今回アルファクラブに葬儀をお願いしたのは、以前からなじみがあったからです。私自身も親しい友人もアルファクラブの式場で結婚式を挙げていますし、最寄り駅の近くに葬祭ホールがあることはよく知っていましたから、「アルファクラブにお願いすれば大丈夫だろう」と思って迷わず連絡しました。
実際に、サービスには大変満足しています。会場は祭壇や控室などすべて申し分ないクオリティーでした。親戚も何名かは斎場に泊まったのですが、みなさん快適に過ごせたようです。
それから、亡くなってから通夜までに期間が空いてしまったこともあって“エンバーミング”をお願いしたんですが、これがよかった。ドライアイスを何度も交換するなどの手間もかかりませんでしたし、何より母がとてもきれいな姿を維持できたので。提案してもらえてありがたかったですね。

別れに集中したい家族の気持ちを汲んだサポートが素晴らしいと思いました。

そして最も評価しているのは、スタッフの対応の素晴らしさです。連絡を入れて最初に来てくれた営業の方は、葬儀の基本の“キ”からわかりやすく丁寧に説明してくれて。また、葬儀をサポートしてくれたみなさんは、常に一歩先回りして導いてくれました。
葬儀というのは、どうしても事務的になりがちだと思います。悲しみに暮れる中でも、やはり決めなければならないことがたくさんある。家族としては辛いところですよね。でも、アルファクラブのスタッフは、そんな思いを汲んで支えてくれました。おかげで“困ったこと”は一切なく、一貫してスムーズだったので、きちんと母を想う時間をとれましたよ。お別れに集中できて感謝しています。