おじいちゃんは、穏やかで優しい性格の人でした。どんなときも焦らず、怒らず、騒がず。争いごとは嫌いで、親戚も友人も、誰とでも仲よくやっていましたよ。私たちの63年間の結婚生活がうまくいったのも、ひとえにおじいちゃんの人柄のおかげだと思っています。
そんなおじいちゃんが何より楽しみにしていたのが、孫やひ孫と過ごす時間です。みんなの成長を見守ることが、私たち夫婦の生きがいでしたから。最近は、孫が妊娠したことをとても喜び、生まれてくるひ孫を抱っこできることを楽しみにしていたんです。
そんなおじいちゃんの死因は、心不全です。90歳のときに心臓の病気で救急搬送され、手術も検討しましたが、医師から「年齢的に成功率が高くないので、やめておこう」といわれて。それ以降、しばらく自宅で療養していましたが、「胸が苦しい」と訴えるようになって再度入院したんです。その後退院はしたものの、私が家で面倒を見るのは難しく、施設にお世話になることに。そして、そのまま帰らぬ人となりました。ずっと「早く家に帰りたい」といっていたので、叶えられなかったのは悔やまれますね。
でも、おじいちゃんの一番の願いは叶えることができたんですよ。亡くなる前の日、孫が寝ているおじいちゃんの胸元に生まれたばかりのひ孫を連れていって、抱かせてくれたんです。すると、おじいちゃんは言葉を発することはできなかったけれど、涙を流しました。会いたくて仕方なかったひ孫だとちゃんとわかったのでしょう。あの涙はきっと、「ありがとう」という気持ちの表れだったんじゃないかと思います。
おじいちゃんは生前「自分の葬儀にはお金をかけなくていい」と話していました。「ただ火葬して、お墓に入れてくれればいい。位牌はかまぼこ板でもいい。この世を去った自分にお金をかけるくらいなら、孫やひ孫たちに使ってほしい」と。
とはいっても、私はきちんと見送りたかったですし、かまぼこ板に手を合わせるわけにはいきません。アルファクラブのスタッフの方々は、そういうおじいちゃんの考えと私の想いを両方汲んでくれたんです。おじいちゃんの希望どおり、必要以上に華美な式にはせず、家族だけでこぢんまりと送る。でも、私や残された家族が納得できるように、これまでの感謝を伝えられるしっかりとしたお別れにする。葬儀を終えて、「アルファクラブにお願いしてよかった」と心から思えました。
おじいちゃんは「自分の葬儀はしなくていい」といっていましたが、実はアルファクラブの互助会には以前から入っていて、おじいちゃんと私の2口分積み立てていたんです。別れの日はいつか必ずやってきますし、そのときには多かれ少なかれお金が必要になりますから、少しずつ準備しておきたくて。おじいちゃんには「アルファクラブは葬儀以外に婚礼事業などもやっているから、積み立てておけば、孫やひ孫たちが使えるんだよ」と説明して、納得してもらいました(笑)。
いざおじいちゃんの葬儀を執り行うとなって、やはり互助会に入っていてよかったと思いましたよ。費用的なことだけでなく。訃報を聞いてから迷わず対応することができましたからね。
私も自身の分の積み立てを今後も続けて、いつかそのときがきたら、残していく家族をアルファクラブに支えてもらおうと思っています。
東浦和葬斎センター
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