妻について話すとき、まず口をついて出てくるのは“文学少女”という言葉です。妻は昔からいわゆる純文学が好きで、川端康成や武者小路実篤などを中心に、数多くの文学作品に触れていました。私は文学や歴史についてはあまり知見がないものですから、よく妻から教わっていましたね。私の世界を広げてくれる女性でした。
それから、主婦としても大変優秀な人でしたよ。堅実な性格で、お金の使いどころがとても上手。無駄な浪費は一切しないけれど、必要なときは気前よく使うんです。また、私は会社を起業して朝から晩まで働きづめでしたが、仕事のことをよく理解し、ずっと献身的に支えてくれました。安心して家庭を任せられる頼もしい伴侶をもてて、私は本当に幸せだったと思っています。
そんな妻は、数年前から老人ホームにお世話になっていたのですが、だんだんと食事がとれなくなり、“胃ろう”を造設することに。さらに皮下には“ポート”も埋め込み、病院でないと介護ができないとい状態になったため、2年ほど前に病院へ移りました。その後は次第に衰弱していき、肺炎などを発症して亡くなりました。
生き物が生まれて死んでいくことは、自然の摂理。とても悲しいけれど、妻は子どもに恵まれ、社会に尽くし……86歳まで立派に生き抜きましたから、悲観的になることではないと思っています。だから、私もいつまでもめそめそしているわけにはいきません。時間を見つけては墓参りをして妻を偲びつつ、仕事に励みます。
アルファクラブを知ったきっかけは、妻が入院していた病院からの紹介です。他に当てがなかったので、ものの数秒でお願いすることを決めたのですが、その判断はまったく後悔していません。
その理由のひとつは、スタッフの素晴らしさです。最初の窓口になってくれた営業担当者も、儀式の流れを説明してくれた方も、話がとても丁寧でわかりやすかったですね。葬儀のことなんてほとんど知らない私にもわかるように説明し、導いてくれました。“導く”と聞くと押しつけがましいサービスをイメージする方がいるかもしれませんが、決して強引なリードではなかったのがよかったです。葬儀の打ち合わせには娘も一緒に参加しましたが、彼女も対応に感心していました。
また、葬儀ではピアノを生演奏してくれたのですが、これも素晴らしかった。ピアノの優しい音色のおかげで、とても優雅な雰囲気になったんですよ。しかも、私が急遽「妻が好きだった美空ひばりの歌を演奏してくれないか」と頼んだら、快く対応してくれて。素晴らしい音楽と共に妻を送り出すことができ、満足しています。
それから個人的には、霊安室が斎場の最上階に位置している点も気に入っています。空、天国に一番近いところで過ごしてもらえましたからね。
これまで妻にはできる限りのことをしてきたつもりですが、それでも亡くなってから振り返ると「もっといろいろなことをしてあげたかった」と少しばかり悔いが残ります。きっと同じように感じられるご家族は多いでしょうから、ぜひみなさんも、アルファクラブで納得のいく葬儀を叶えてほしいです。
所沢葬斎センター
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