私の母は、真面目で穏やかな性格でした。でも、亡くなってから周りの方々に母の人柄について聞くと「ただ優しいだけではなくて、芯がある強い女性だった」とおっしゃるんです。外では、家族は知らない気が強い一面を見せていたのかもしれませんね。
仕事は、縫製をやっていました。母は手先がとても器用だったんです。私も、よく自身の服を仕立てたり直したりしてもらいましたね。立派なジャンパーをつくってもらったこともあります。
趣味はお花で、元気だったときはよく庭いじりを楽しんでいました。大きくて立派な菊を育てていたことをよく覚えています。
そんな母は、ある日自宅で突然倒れて、病院に搬送されました。検査の結果、転倒による骨折と、頭の血管に損傷があることが発覚。血管が切れてしまった影響なのか、もともと患っていた認知症が進行し、退院して家に帰ってからも、なかなか食事をとってくれないようになりました。
そうしているうちにどんどん容体が悪くなって、酸素吸入が必要になり、いよいよ口から栄養をとることが難しくなってしまったんです。ただ、母は以前から「延命措置はしなくていい、胃ろうもいらない」と話していたので、その意向に沿って自然に任せました。そして、退院してから2ヵ月半ほどで、老衰という形で息を引きとったんです。
葬儀をアルファクラブにお任せしたのは、以前父の葬儀をお願いし、その後母も互助会に入ったからです。父の葬儀をお願いしたきっかけは親戚にアルファクラブの社員がいたことでしたが、サービスに満足できたので、安心して母も互助会に入会しました。親戚はとっくの昔に退職していますが、今回の母の葬儀も、やはり納得のいくものになりましたよ。
スタッフの対応で特に高く評価しているのは、スピード感です。すべての過程で、滞りなく、迅速に進めてくれました。とはいっても、こちらが急かされるようなことは決してなくて、何か質問すれば毎回丁寧に説明してくれましたね。
それから、葬儀場の環境も素晴らしかったです。遠方から来た親戚は会場に宿泊したのですが、アメニティやドライヤーなどすべて揃っていて、居心地もとてもよく、「ホテル並みだ」と喜んでいました。
両親を見送った私から読者の方に伝えたいのは、“死後のことについて、早いうちに家族みんなで考えておいたほうがいい”ということです。よく「元気なうちに亡くなったときの話をするなんて縁起でもない」なんていう声も聞かれますが、私はそうは思いません。死後の話をすることは、“先祖をどうやって祀っていくかをきちんと決める”ということ。急逝したり、病気を発症して話し合いがしにくくなったりする前に、話しておくべきだと考えています。
私も母ときちんと話をしていたから、本人が秩父を巡って集めたご朱印帳を棺に入れたり、花がいっぱいの祭壇にしたりと、本人の希望を叶えることができました。
葬儀に“共通の正解”はありません。“一般的”とされる形にすればいいわけでも、お金をたくさんかければいいわけでもない。故人と家族が納得いく形にすることが何よりも大切ですから、ぜひみなさんにも、別れのときのことを一度考えてみてほしいです。
北浦和葬斎センター
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