故人を気遣うスタッフの心配りに感動満足度の高い葬儀になった

真面目で優しかった父。たくさんの人が別れを悲しんでくれて、“悲しいけれど温かい”気持ちに。

父の人柄をひとことで言うなら、優しくて真面目。仕事熱心で、家族をはじめ、周りの人たちのことを常に一番に考えていましたね。特に母のことはひときわ大事にしていて、お互いを思いやる、本当に仲のいい夫婦でした。父は自身の病気が発覚してからも、施設に入所している母の元へ毎日ブレンドしたコーヒーを届けていたんですよ。いつも自分より相手を優先し、誰にでも分け隔てなくまっすぐに接する父のことは、心から尊敬しています。大げさではなく、自分のそばにいる人みんなをハッピーにしてしまう人でした。
その証拠に、父の訃報を受けて、親族はもちろん銀行の窓口担当の方まで深く悲しんでくれました。父が亡くなって初めて知った生前のエピソードもたくさんありましたが、どの話からも父の人柄が伝わってきて……悲しいけれど、温かい。今はそんな不思議な気持ちに包まれています。

約8年も続いたがんとの闘い。苦しい中でも最後まで私たちのことを気遣ってくれました。

そんな父の病気が発覚したのは、今から8年ほど前。膀胱から腎臓にかけてがんが見つかり、全摘手術を受けました。それからは、排尿機能を維持するために背中に管を刺しておかねばならず……。感染予防のために週2回の消毒処置をしていても、夜中に高熱が出てしまうことが度々ありました。その後、がんが転移してしまい透析を開始。水分制限や味覚異常などもあり、最後は食べることがとても辛そうでしたね。それでも、大好きな果物を「おいしいよ。自分だけ贅沢しちゃって悪いね」と言いながら食べていて。最後の最後まで、周りを気遣う優しさと強さを感じました。
父が亡くなった翌日の朝、親戚一同が集まる中、父がネットで注文していた花や苗がたくさん届きました。土いじりが好きだった父が自分のために頼んだものですが、まるで私たちへの贈り物のようで、涙が止まらなかった。その花や苗は、父の面影を感じながら、これからも大切に育てていこうと思っています。

家族でも気がつかない些細な部分にまで配慮してくれた式場の方々には、感謝しかありません。

父が息を引き取ってからは、深い悲しみに暮れながらも葬儀のことを考えなければなりませんでした。でも、正直なところ葬儀については右も左もわからない状態で。そんなとき、父が以前ふともらした“互助会”の言葉を思い出し、アルファクラブへ連絡。その後はスタッフの方がとてもスムーズに対応してくれて、ありがたかったです。
中でも印象的だったのが、亡くなった父のことを優しく気遣ってくれたひと言。式場で横になる父の姿を見て「お父様が少し苦しそうに見えますね」と声をかけてくれたんです。私も気がつかなかった父の様子に気を配り、枕の角度を調整してくれました。その行動にとても深い思いやりを感じて、「この方たちになら安心してお任せできる」と確信しました。
エンバーミングのおかげで顔色がとてもキレイになって表情も穏やかでしたし、参列した親族一同「いい式だった」と声をかけてくれました。最期のお別れを温かくサポートしてくれた式場の方々には感謝しかありません。

アフターフォローの手厚さも魅力。“もしも”のときに頼れる先ができて安心しています。

実は、父が亡くなった戸惑いもあり、葬儀内容の打ち合わせ中に担当者の方に不満をぶつけてしまったことがありました。そこで縁が切れてしまってもおかしくありませんでしたが、最終的には感謝の気持ちに包まれた、満足度の高い式で父を送り出すことができた……これはひとえに、式場スタッフの方々の丁寧で根気強いサポートのおかげです。
葬儀当日はもちろん、打ち合わせにも抜けがなく、手厚いアフターフォローにも随分と助けられました。担当の方からは、「今後も、困ったことがあればいつでもお問い合わせください」と言っていただけて。慣れることのない“もしも”のときに頼れる窓口があるのは、とても心強いですね。