家族の希望や気持ちを汲んでくれる “柔軟な対応力”が魅力でした - お客様のインタビュー

いつも家族の中心だった母。私の想像以上に家庭を支えてきてくれたのだと思います。

母は責任感が強いしっかり者で、私たち家族をずっと守ってきてくれた人でした。振り返れば、我が家はいつも母を中心に回っていたように思います。
改めてそのことを認識したきっかけのひとつが、庭の花々です。母は花が大好きで、庭にはさまざまな種類の花々が植えられていました。バランスよく並べられ、立派に育った花たち……でも、母が亡くなってからはあっという間に姿を変えてしまって。それまではあまり気に留めていなかった美しい庭は、母が私たちの想像以上にこまめに手入れし、保っていてくれたものなのだなと気づいたんです。家族が知らないところでも母が家を支えてくれていたことを実感しましたね。

乳がんの再発、止められなかった転移。転倒によるケガもあり、あっという間の別れでした。

そんな母が亡くなった原因は、乳がんです。最初の発症はもう10年以上前で、治療を受けて一度は寛解したものの、数年前に再発してしまいました。しかも今度は、がん細胞が血液や体液に乗って全身に広がる希少なタイプだったため、手術という選択肢がなくて。抗がん剤治療はしていましたが、腹部に転移したがんが悪化し、回復が見込めない状態になってしまったんです。
さらに、抗がん剤の副作用による手足のしびれが原因で転倒し、ケガをしてしまったんですね。ケガの治療の間は抗がん剤が使えなかったため、がんが一気に進行し、あっという間に帰らぬ人となってしまいました。

病院の紹介で選んだアルファクラブ。申し込み後、母が互助会に入っていたことが明らかに。

母の葬儀をアルファクラブに依頼したきっかけは、病院の紹介でした。でも、申し込みを済ませて実家に帰ると、なんとアルファクラブの冊子と積み立ての記録が見つかって。まったく知りませんでしたが、母は私たち家族の負担を軽減するためか、アルファクラブの互助会に入っていたんですよ。偶然にも母の備えを無駄にせずに済んだので、本当によかったです。読者のみなさんには、最期のときのための備えについて、家族間でしっかりと共有しておくことを強くおすすめします。

祭壇にはバラや色とりどりの花を飾り、遺影にはラフな写真を。母らしい葬儀にできて満足です。

アルファクラブのサービスには、総じて満足しています。祭壇は、母が好きだった花をたくさん飾って、とても華やかな雰囲気にできました。しかも「仏花だけでなく、バラやカラフルな花を使いたい」という要望も聞いてくれて、理想を叶えられたんです。また遺影も、旅先で撮ったラフな印象の写真を、背景などを加工せずに使うことができました。そうやって、慣習にとらわれず、母らしい雰囲気の葬儀にしてくれたのがうれしかったですね。
また、スタッフの方は常に私たち家族の様子を見守ってくれていました。弟には知的障がいがあり、長時間にわたる葬儀の間ずっと座っていることが難しかったのですが、弟が席を立った際はスタッフさんが静かに寄り添ってくれて。安心感がありました。
アルファクラブのおかげで、心残りのない葬儀にできたと思っています。この度はありがとうございました。