私と姉とは年齢が離れており、姉は18歳に実家を出て自立したこともあって、同じ屋根の下に暮らしていた期間はあまり長くはありません。そのため、強く印象に残っているのは主に幼少期の記憶です。姉は明るくハツラツとした性格で、ユーモアにあふれた人でした。そんな姉と一緒にいると、とにかくいつも楽しかったことを覚えています。
また、姉は絵がとても上手で、私にもよく描き方を教えてくれました。それがきっかけで私も絵を描くことが好きになり、今も私の大切な趣味です。近くで過ごした時間は短かったけれど、姉の存在は、私の人生に色濃く影響を与えてくれました。
姉が亡くなったのは、今年の夏のことです。まだ43歳という若さで逝ってしまいました。少し前から病気を患っていたのですが、こんなにも早く別れが来るとは思っていなかったので、ショックは大きかったですね。
ただ、病気がわかってからは、家族でできるだけのことをしてきたつもりです。一時期は実家で一緒に暮らしたり、離れているときもできるだけまめに連絡をとったり。少しでも元気を出してもらえたらと、家族で旅行もしました。まさかあれが最後の旅行になるとは思っていませんでしたが、姉のためにも残された家族のためにも、出かけて本当によかったと思っています。
急な別れで心を傷めているとはいっても、ゆっくりと立ち止まっている暇はありません。死亡が確認されてからは、葬儀の準備を粛々と進めていかなければなりませんから。
アルファクラブを選んだのは母で、私は打ち合わせの電話口で初めてスタッフの方とやりとりをしたのですが、とても親切で、何より頼もしいと感じました。まさか喪主を務めることになるなんて思っておらず、何をすべきかまったくわからない……そんな私を、手とり足とりサポートしてくれたんです。おかげで、初めての経験だったにもかかわらず、困ることはなかったんですよ。
中でも特に印象に残っているのが、警察への働きかけをしてくれたことです。姉は自宅で亡くなったため、警察による検視が必要だったんですね。ただ、その対応がちょっと遅くて。そんなとき、家族に代わってアルファクラブのスタッフの方が、警察に要望を伝えてくれて助かりました。
今回、姉を見送るにあたって最も苦労したのは、葬儀後のさまざまな手続きです。行政への死亡届をはじめとした書類の提出はもちろん、姉が利用していた各種サービスの把握と停止など、やらなければならないことがたくさんありました。アルファクラブはそこもサポートしてくれたので、とてもありがたかったですね。
そうした経験をふまえ、ご自身もしくはご家族の最期について考えられる方々に私からお伝えしたいのは、身辺整理をしておくこと、そしてそれを周囲に共有しておくことの重要性です。近年注目されているエンディングノートを活用するのもいいと思います。
この世を去るときは、どうしても残される家族を悲しませてしまうものです。終活を実践することで、せめて事務的な負担を軽減できれば、故人も家族も幸せなのではないでしょうか。
三芳葬斎センター
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大切な方とのお別れを心を込めて
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