母はとても元気で活発な女性で、家でじっとしている姿はほぼ見たことがないくらいでした。仕事にもプライベートにも全力で、いつも忙しそうでしたね。
職業は調理師をしており、保育園で給食をつくっていました。決めたことはしっかりとやり抜く性格でしたし、子どもたちの健やかな成長を支える仕事ですから、責任感をもって取り組んでいましたよ。そのため、病気で引退するまでは仕事と家庭が第一。自分の自由な時間はあまりとっていなかったのではないかと思います。
退職後、つまり病気がわかってからは、これまでの分を埋めるように趣味の御朱印集めを楽しんでいました。伊勢神宮を訪れたことをきっかけに御朱印帳を購入し、箱根など各地のお寺、神社を時間の許す限り訪れていましたね。病に侵され余命が長くないとわかってからも、前向きに人生を楽しんでいました。
そんな母の死因は、肺がんです。あるときからよく咳が出るようになり、病院にかかって様子を見てもなかなか治らなくて……。そこで別の病院に相談したところ肺にがんがあること、しかも末期がんであることが発覚したんです。その段階で、医師からは余命一年といわれてしまいました。
ただ、不幸中の幸いで新薬が母の体によく効いてくれて、宣告から一年間は以前とあまり大きくは変わらない日々を過ごせていました。先ほども話したとおり、御朱印集めを楽しめましたしね。
しかし、がんがわかってから一年ほど経った頃からは病状がみるみる悪化。痛みや苦しさもあったようです。それでも、かねてからの「自宅で逝きたい」という願いは叶えられました。
アルファクラブを選んだきっかけは、家の近くに斎場があることでした。ここなら家族みんなが集まりやすいだろうと決めたんです。
でも、最初の理由こそアクセスのよさでしたが、スタッフの方の接遇にも満足しています。近しい家族を見送った経験がなく、葬儀について何も知らない私たちに、必要な知識を一から丁寧に教えてくれました。質問したいことがたくさんあって、打ち合わせが予定より長引いてしまっても、最後までしっかりと説明してくれて。おかげで不安なく葬儀に臨めたので、とても感謝しています。その後の通夜や葬儀でも、参列者をうまく誘導してくれたと感じていますよ。
母を見送った経験をふまえてみなさんにお伝えしたいのは、できるだけ早いうちから葬儀のことを考え、備えておくことですね。大切な人が亡くなったとき、家族は傷心を抱えながらも、たくさんのことを考え、こなさなければなりません。そのときに何の準備もできていないと、あれもこれもわからないとバタバタしてしまい、お別れに集中できないと思うんです。
私たちの場合は事前に互助会にこそ入っていなかったものの、母の病状を受けて、アルファクラブと「もしものとき」に備えて打ち合わせをしていました。実は、その打ち合わせが終わった直後に母が亡くなったんですよ。ぎりぎりのタイミングではありましたが、段どりを組んでおいたおかげで、トラブルなく母を送り出すことができました。
特に「葬儀にたくさんの方々を呼びたい」と考えている場合は、自ずとかかる金額も大きくなるでしょうから、互助会に入って積み立てをしておければ、なお安心でいいと思います。
私の経験が、この記事を読んでいるみなさんの「後悔のないお別れ」に少しでも役立ったらうれしいです。
東川口葬斎センター
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