母のことを話すとき、真っ先に思い浮かぶのが「洋裁」というキーワードです。母は幼い頃から洋裁への憧れがあり、ブレることなくその目標に突き進んで、洋裁学校に入学。戦時中の厳しい時代でしたが、学校で洋裁の技術を身につけ、卒業後は先生の勧めで横浜にある生地を扱う会社に就職しました。そして、夢だった洋裁の仕事を長らく続けたんです。人に喜んでもらうことを何より幸せに感じる優しい人だったこともあり、手を動かせなくなるまで、知り合いや親戚に服をつくり続けていましたね。自分が着たいと思うお気に入りの服をつくっても、いつも人に譲っていました。
そんなふうにいつも他人を優先する母だったので、最期くらいはと、棺に入る際は母が自身で仕立てたお気に入りの着物を着せました。実はこの着物、私が母から譲ってもらったものだったのですが……旅立つ母に、どうしても着てほしくて。きっと母も、私の気持ちをわかってくれたんじゃないかなと思っています。
母は長らく私の自宅の近くで一人暮らしをしていましたが、年齢を重ねていよいよひとりでの生活が不安になり、同居することに。しかし、しばらくすると軽い脳梗塞を繰り返すようになり、老人ホームに入居することになりました。そして施設で4年半ほどお世話になったある日、症状が悪化して救急車で病院に搬送され、入院するも間もなく息を引きとりました。
99歳という年齢でしたから、心の準備はできているつもりだったんですが、いざそのときを迎えると頭が真っ白になりましたね……。しかも、互助会に入っていた葬儀社がコロナ禍の不況で倒産してしまい、葬儀を頼む先も決まっていなかったんです。そんな混乱の中、病院に安置室がなかったため、早く遺体を引きとらなければなりませんでした。
そんなとき、インターネットで見つけたのがアルファクラブのホームページです。電話をかけると、夜中にも関わらずすぐに迎えにきてくれました。
同じく電話で「葬儀の準備はまったくできていない」と伝えると、こちらの状況を理解して、とても親身に、丁寧に対応してくれました。「これはどうしたらいいのだろう」と思っていたことを常に先回りして案内してくれて、不安なくお別れに集中でき、本当にありがたかったです。
それから、決断を急かされなかったのもうれしかったですね。戒名のことなど、少し検討したいと伝えると、あまり時間がない中でも意向を尊重して時間をくれました。
また、娘が車いすだったので移動の心配があったのですが、斎場はバリアフリーでしたし、適切にサポートもしてくれて、問題なくお別れを終えられました。お焼香の際も、移動せずにできるよう、手元までもってきてくれたんですよ。近年は特に、参列者に高齢の方も多くなっているはず。こういう配慮が行き届いているのは素晴らしいと思いました。
それから、親戚から好評だったのが、葬儀のオンライン配信です。葬儀日が晦日だったこともあり、斎場には来られない方が多くいたのですが、みなさんにお別れの様子を見てもらえました。コロナ禍で環境が大きく変わり、新しいニーズがどんどん出てくる中、スピーディーに対応されているのが素晴らしいですよね。
このように、アルファクラブのサービスの端々には「察する力」を感じました。私も含め、家族を送り出すことに対して不安がある方は多いと思いますが、アルファクラブに任せておけば大丈夫。スタッフはみなさんスペシャリストで、きちんとこちらの気持ちや状況を汲んでくれますから。この記事を読んだ方々が、アルファクラブで納得のいく葬儀ができることを願っています。
やすらぎホール蕨
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