義父は、静かで穏やかな人でした。活字を読むことが大好きで、いつも部屋でゆっくりとお茶を飲みながら歴史や経済などの本を読み、新聞にもすみずみまで目をとおしていたほどです。
また、家族の面倒もよく見てくれる人でした。義父とは、夫と結婚してからの約33年間にわたって同居しており、途中からは私たちの次女夫婦とその子ども2人も一緒に住むようになったんですね。その間、私が3人目の子どもを妊娠中に切迫早産で入院すれば、義父は2ヶ月半ほど仕事を休み、上の子たちの幼稚園の送り迎えやお世話をしてくれました。さらに、次女家族が同居するようになってからは、私と次女が家事で忙しい夕方になると、ひ孫とお医者さんごっこなどをして遊んでくれたんですよ。
いつも家族を大切に想い、優先してくれた義父。本当に感謝しています。
そんな義父は、70歳の頃に、心不全でカテーテル手術を受けたことがあります。それを機に1日20本ほど吸っていたたばこを一切やめたこともあって、その後の体調は落ち着いていました。
ところが昨年11月、息苦しさを訴えて病院にかかると、肺気腫と診断されてしまいました。そして今年の1月には介護施設へ入ることに。ただ、近くに住む長女がまめに様子を見に行き、その度に「元気だったよ」と報告をくれて安心していました。
しかし、2月のとある日の早朝、施設から夫に電話があって。本当に突然、義父の死を知らされたのです。施設スタッフさんも、前日に義父をお風呂に入れたところ「さっぱりしたよ、ありがとう」といわれたそうで、突然のことに驚いていました。
午前9時に施設へ駆けつけ、義父の手に触れるとまだ温かく、頬にもほんのり赤みが残っていて……まるで眠っているみたいでした。「じいちゃん、起きなよ」という言葉が口からこぼれ落ちたのを、今でも覚えています。
義父の死因は、急性心不全でした。突然の死に戸惑い、混乱しましたが、すぐに葬儀のことを考えなければなりません。
そこで連絡した先が、アルファクラブでした。実は、夫の祖父がずっと以前にアルファクラブの互助会の会員だったため、祖母の葬儀をお願いした経験があったんです。その後、義父と夫の名義でも互助会の積み立てをしていたので、スムーズに連絡できました。
スタッフの方は、こちらの話に丁寧に耳を傾け、希望をできる限り聞いてくれましたよ。生前に義父が「葬儀は大々的にやらなくていい」と話していたことを思い出し、プランは家族葬を選択。孫やひ孫の負担を考え、1日に集約したいと相談したら、そのように段取りしてくれました。
そして特に感謝しているのは、長女への柔軟な対応です。亡くなってから葬儀までの数日間、斎場に安置された義父とは午後4時までなら会えるということでしたが、忙しい長女が時間に間に合わなくて。本来なら対面できなくても仕方がないのですが、スタッフの方はにこやかに対応してくれて、急かすこともなく静かに待ってくれました。おかげで、長女も心置きなくお別れができたと思います。
葬儀には20名ほどの家族や親族が集まりました。参列した私の父母は、「家族葬は落ち着いてしっとりとした雰囲気で、私たちもこういうのがいいね」といってくれましたよ。また、棺内が白い花でいっぱいに埋め尽くされた様子はとても華やかで美しく、強く心に残っています。
葬儀後は、位牌の手配をはじめとした細々とした疑問が出てきたのですが、そこでもスタッフの方が「わからないことがあればご説明に伺いますよ」と親身になって提案してくれました。それから、「葬儀後のチェックシート」も活用させていただきましたよ。国民年金や相続の手続きなど、つい忘れそうなことを確認できて、大変役立ちました。
細かいところまで配慮が行き届くアルファクラブのおかげで、期待以上の葬儀になったと思います。この度もありがとうございました。
鳩ヶ谷駅前葬斎センター
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