選んでよかったと思える対応力、費用の相談にも親身に応じてくれた - お客様のインタビュー

職人気質で厳格な父。長らく疎遠になっていましたが、近年は一緒に過ごす時間をつくっていました。

父はもともとガス関係の会社に勤めていましたが、40代で一念発起し、植木職人に転職。60代に入ってからは解体工事の仕事にも携わるようになり、82歳で亡くなる直前まで仕事をしていました。性格はよくも悪くも職人らしい頑固さがあって、男気あふれる人柄。植木職人になったのも解体工事の仕事を始めたのも、人とのご縁がきっかけだったので、周囲の人から慕われる存在だったのだと思います。
また、物事の善悪に対してはっきり判断を下す性格だったので、私がやんちゃをしていた若い頃はよくケンカもしましたね。こっぴどく叱られたことは今でも覚えています（苦笑）。その一方で、いいことをしたらたくさん褒めてくれて、温かい優しさももち合わせている人でした。
そんな父とは、私が仕事の都合で関西に移住することとなってから、約17年の間音信不通の日々が続きました。あることがきっかけで再び連絡を取り合うようになり、父と再会したのが約3年前のことです。それからは1年に4回ほど父の家を訪れ、一緒に過ごす時間をつくるようにしていました。

「あのとき会いにいけばよかった」という後悔も残るのの、息を引き取る瞬間に間に合ったことは救いでした。

久しぶりの再会からしばらく経った頃、父がふと「親父が亡くなったのが82歳のときだったから、自分もそうなるかもしれない」と話しました。そのときはなんとなく聞いていたのですが、なんと本当に82歳で逝ってしまったんです。
最後に父と会ったのは、2024年のゴールデンウィーク。毎日元気に仕事に励んでいると聞いて安心していましたが、それからしばらくして「体調が悪い」という連絡を受けました。それが亡くなる3週間ほど前のことです。私は父の家を訪問しようと打診しましたが、父に拒まれてしまいました。
しかし、亡くなる前日になって父から「来てほしい」と連絡があって。いてもたってもいられず、夜行バスに乗って関東に向かいました。折悪く交通事故があり、予定の到着時刻から大幅に遅れてしまったのですが、意識はないもののまだ心臓が動いている状態で最期の別れができました。
今から思うと、体調が悪いといっていたタイミングで、父の意見を遮ってでも行けばよかったという後悔が残ります。でも、父の命があるうちに駆けつけられたことは本当によかった。後から聞いた話ですが、父が病院に運ばれた際、一度は心臓が止まっていたそうで……。ただ、父は最後の力を振りしぼって再び心臓を動かし、私や姉、親族が集まるまで待っていてくれました。生きている姿を私たちに見せてくれたことに感謝しています。

葬儀費用をできるだけ抑えたいという事情を汲み取りつつ、きちんとお別れをさせてくれました。

お話ししたとおり父は突然逝ってしまったので、葬儀費用を十分に準備できていませんでした。私や姉もそれぞれの暮らしがあり、葬儀費用を捻出できる余裕があまりなく……。そこで、なるべく費用を抑えられる葬儀会社がないかと探し、アルファクラブにたどり着いたんです。
アルファクラブの担当者の方は、私たちが一番懸念していた費用面の相談を親身になって聞いてくれて、納得できる形で葬儀を執り行えるようにいろいろと取り計らってくれました。打ち合わせをした姉も、「親身になってくれたおかげで、こちらも遠慮なく希望を伝えられた」と話していましたよ。
葬儀は、通夜式や告別式などの儀式を行わない火葬式にしたのですが、焼香をする時間はしっかりと設けてもらいました。アルファクラブと出会えなかったら、きっと父とのお別れに後悔が残ってしまったことと思います。

心に残る葬儀にしてくれたアルファクラブ。みなさんもぜひ要望を伝えてみてほしい。

費用を抑えたとはいっても、サービスの内容にはまったく不満はありませんでしたよ。お別れの場となった斎場はとてもきれいで、メンテナンスが行き届いている印象でした。また、スタッフの方も遺体の安置から納棺、出棺までスムーズかつ丁寧に対応してくれて、心安らかに葬儀を行えました。焼香を通じて父に語りかけることもでき、きっと父も喜んでくれたのではないかと思います。
これからアルファクラブでの葬儀を検討なさる方には、遠慮することなく、葬儀に関する希望をそのまま伝えてみることをおすすめします。特に私たちの場合は費用面の不安を抱えおり、最初は「お金のことを相談してもいいものか」と迷っていましたが、アルファクラブはこちらの事情をふまえた提案をしてくれましから。
私たち家族が心から納得できる形の葬儀になり、父も安心して旅立てたと思います。アルファクラブには本当にお世話になりました。ありがとうございました。