母は、苦労の多い人生を歩んできた人だと思います。小学校を卒業すると地域の協同組合ですぐに働き始め、やがて看護師となり、病院に長く務めました。10代から自立した人生を歩んでいたため、私には幼い頃から、「人は人、自分は自分」と繰り返し教えてくれましたね。その言葉どおりにしていたら、「あなたはどうしてそう自分勝手なの」といわれたこともありましたが(笑)。
一方で、母は苦労にめげずに人生を充実させてきた人でもあります。たとえば、木目込み人形づくりの趣味もそのひとつ。木目込み人形とは、溝を彫り込んだ木彫りのボディに、友禅などの生地をヘラで埋め込んで衣装とした人形で、よくつくっていました。それから日本舞踊にも通い、発表会で舞台に立っていたことも。高齢になってからは地域の散歩クラブに参加し、年下の方が元気に歩いているのを見て、「あの人には負けない」と一生懸命歩いていたこともありました。
よく運動していたこともあって、母は高齢になっても生活介助が必要になることはほとんどありませんでした。トイレへ行くにも自分の足で歩き、身の回りのことはすべて自分でできていたので、「母は体が丈夫だな」と思っていたんです。
しかし、2024年に入って検査を受けたところ、かかりつけ医に「心臓に徐脈(脈が遅くなる状態)が見られます」といわれて。5月には、大きい病院へ入院することになりました。
病院での治療のおかげで徐脈は改善されてきたのですが、今度は食欲が衰えてしまい……。食事を受けつけない日が続き、退院を待たずに亡くなりました。
ただ、享年93歳だったので、大往生ではないでしょうか。5月に入院してからずっと退院の目処が立たずにいたので、私としては心の片隅で覚悟があった気もします。
葬儀をアルファクラブへお願いしたのは、母が互助会へ入会していたからです。近所に施設ができたタイミングで、「将来に備えよう」と思い立ったのでしょう。母に頼まれ、私も付き添って入会説明を聞きいきました。母としては、「互助会に入会したことを覚えていてほしい」と考えたのだと思います。
そうして準備していたおかげで、逝去後の対応に迷うことはありませんでしたね。いざアルファクラブへ連絡を入れると、とても丁寧な態度と礼儀正しい言葉使いで対応してくれて、さらに安心したことを覚えています。
その後は打ち合わせを行い、姉が中心になって細かいことを決め、私が喪主を務めることに。生前の母の希望で家族葬をお願いし、参列者は、私と姉、姉の子どもの3人で執り行うこととなりました。
今回アルファクラブにお願いしてよかったと思った最大のポイントは、一連の流れに違和感がなく、滞りなく葬儀が無事に済んだことです。それは決して「当たり前」ではなく、プロの技術と礼節で確実なサポートがあったからだと考えています。私たち遺族、つまり一般人には、葬儀の手順はほとんどわからないものです。でも、スタッフの方が「次に何をするか」を丁寧に指示してくれたので、迷うことがなかった。大規模な葬儀ではなかったにしても、始まる前は「きちんと儀式を終えられるか」という不安がありましたが、終わってみれば戸惑いや焦りを感じる場面はなかったです。
最後に読者のみなさんへアドバイスができるとすれば、「早めに葬儀社を決めておくこと」でしょうか。できれば、ご家族と生前から話し合っておくのがいいですね。私の場合、母が亡くなったあとアルファクラブへ連絡をとり、すべてお任せできたことで、どれほど心の負担が軽くなったかわかりません。満足のいく葬儀を実現するためにも、事前の準備を心がけてはいかがでしょうか。
東所沢駅前葬斎センター
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