母はとても真面目で、勉強が好きな人でした。約23年間にわたって国税局で働き、税理士の資格も取得。あれだけのキャリアを積み重ねるのは、当時の女性にしては珍しかったと思います。
そのように自身が勉強好きだからということもあってか、私への教育にも熱心で、習字やピアノ、乗馬などの習いごとを数多くさせてくれました。厳しいところもありましたが、今になって思えば、幼い頃にいろいろな経験させてくれたことに感謝しています。
そんな母は、晩年もとても元気に暮らしていました。病弱な子どもだった私に無農薬野菜を食べさせようと借りた畑は、私が大きくなっても契約し続けていて。結局、母は80歳になる頃まで畑仕事に励んでいたんですよ。また、合唱クラブに参加して友人たちと歌を歌ったり、遠くのスーパーまで歩いて買い物に行ったり、愛犬を散歩したりと、体が丈夫だからこそ楽しめる時間を多く過ごしていました。
母の具合が悪くなったのは、突然のことでした。80歳を超えてからもずっと元気だったのですが、2023年の末頃に体調が急に悪くなったんです。すぐに入院して検査を受けると、急性骨髄性白血病だと判明しました。
医師と相談した結果、年齢を鑑みて、きつい抗がん剤治療は選択しないことに。看取り介護になると伝えられたうえで、入院してから約1ヶ月後に自宅へ戻り、訪問治療を利用しながら私が看病をしました。そして、闘病開始から4ヶ月ほど経った昨年3月、母は静かに息を引きとりました。
私は当時テレワークをしていたので、基本的に自宅にいられて。そして仕事が終わると、母を乗せて近所をよくドライブしました。早めに咲く八重桜も一緒に見られたし、行きたいと話していた初詣もできて、私としてはいい最期にしてあげられたかなと思っています。亡くなる1週間くらい前からは痛み止めの副作用で昏睡状態が続いていましたが、本人も時折楽しそうな表情を見せていたので、後悔なく見送れました。
アルファクラブのことを知ったのは、母が加入していた国家公務員共済組合連合会(KKR)から紹介してもらったことがきっかけでした。
私は今回初めて喪主を務めたので、わからないことばかりだったのですが、スタッフの方が丁寧にサポートしてくれて心強かったですね。喪主の挨拶をする際にも、女性スタッフの方がずっと側にいてフォローをしてくれて。そのほかの場面でも、私が迷わないように終始先回りして誘導してくれるので、本当に助かりました。
それから、祭壇も思っていた以上に華やかでよかったですよ。母の棺をお花でいっぱいにできて、満足しています。また、葬儀後に必要な手続きの一覧などをいただいたのもありがたかったですね。
総じて、アルファクラブにお願いできてよかったと感じています。
今後葬儀を行う方々にお伝えしたいのは、「家族が亡くなった際の連絡ルート」や「どの関係者までお花を出すか」などについて、事前に親族の間で決めておいたほうがいい、ということでしょうか。我が家の場合は特に何も決めておらず、母が亡くなって葬儀を行うことになってから親族に一斉に連絡を取ることになり、本当に大変でした。事前に決めておけば、ここまで苦労しなかったと思います。
あとは、遺影の写真選びにもすごく悩みましたね。最近はマスクをつける機会も多いので、表情がはっきりわかる、かつ遺影用に使えるサイズの写真を見つけるのにかなり時間がかかりました。「こんなに母の写真がないんだな」と焦ったので、元気なうちに遺影の写真を用意するのもありだと思います。
東大成葬斎センター
信頼と実績で
さがみ典礼は60周年
さがみ典礼は多くのお客様に
ご支持いただき60年を超える歴史を
積み重ねることができました。
お客様の身近にある葬儀社として、
大切な方とのお別れを心を込めて
お手伝いしてまいりました。
これからもお客様に寄り添い、
低価格でも心に残る高品質な
ご葬儀を提供してまいります。
無料
事前資料請求で葬儀費用が
最大25万円割引
無料
事前資料請求で最大25万円割引
お電話での無料資料請求・ご相談は
さがみ典礼の葬儀場を探す
さがみ典礼の葬儀プラン
さがみ典礼のお客様の声
コラム
さがみ典礼のご紹介